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あなたの歯並びはどのタイプ?

一口に歯並びや噛み合わせが悪いといっても、八重歯や出っ歯など、様々な種類があります。あなたの歯並びは大丈夫ですか? もしあてはまるものがありましたら、専門医にご相談することをお勧めします。
叢生(そうせい)
・歯が歯列から飛び出しデコボコている
・食べ物のカスが歯の間に残る
・笑ったときに八重歯(犬歯)が見える
このような症状を「叢生(そうせい)または乱杭歯(らんぐいば)、八重歯」といい、あごと歯のバランスの悪さから歯並びが悪くなります。あごに比べて歯が大きくなると、歯がきちんと治まるスペースが足りなくなり、歯列から飛び出してしまいます。そのため歯並びが悪くなり、歯がデコボコしたり、重なり合ったりします。いわゆる八重歯もこのタイプに属します。虫歯や歯周炎の原因になり、ひどくなると歯周病を引き起こすこともあります。
M.Tさん 28歳女性
笑った時の八重歯を気にして来院された患者さんです。
<治療前> <治療終了後>


上下とも八重歯の状態が治療後は改善しています。
歯並びがキレイに並んでその後、ホワイトニングも行いました。(右上写真)


前歯の歯並びのでこぼこも解消されました。


上の前歯が前に突出していた状態も改善して前歯が引っこんでいます。


この後すぐに結婚式が控えておりましたが
ホワイトニングも行って(右写真)、挙式に臨んでいただきました。

ご結婚おめでとうございます!
結婚式の写真を送って頂けたのがとても嬉しかったです♪
N.Mさん 13歳 男子
前歯の隙間と奥歯が内側に入ってしまっているのを気にされて来院されました。
<治療前>



前歯の真ん中に隙間があり、前歯は前方に飛び出てしまっています。
そのため"サ行"の発音が抜けてしまう感じでした。
また左の糸切り歯の後ろの歯(第一小臼歯)が内側に入ってしまっています。

内側に入った奥歯は抜歯することも考えましたが
できる限り抜歯は避けるため奥歯を後ろへ移動して小臼歯を並べるための
スペースを確保しました。

スペースを確保した後は、ワイヤー矯正で内側に入っていた歯を並べます。



<治療終了後>
抜歯を行うことなく、内側に入っていた歯も歯並びに入り
出っぱっていた前歯も改善して、真ん中の隙間も閉じました。
"サ行"の抜けた発音も改善しました。
<治療前> <治療終了後>






22歳 女性
前歯のでこぼこと八重歯が気になり治療を行いました。


治療前 矯正治療終了後
治療後のスマイルが変化しています。
詳しい内容についてはブログに記載しております。ぜひご覧ください。
☞八重歯の矯正治療 治療前後のスマイル☆-1
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
・上の前歯が極端に前に突き出ている
・口を閉じると上唇が上った状態になり閉じにくい
・口を閉じると口元が不自然に歪んでしまう
このような症状は「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」で、上あごや上の前歯が前に飛び出している状態です。一般的には「でっ歯」と呼ばれ、歯だけが前方に飛び出している場合と、上あご全体が突き出ている場合とがあります。考えられる原因にはいくつかあり、前歯の角度が大きい、上あごが成長し過ぎている、下あごの未発達、指しゃぶりのクセなどがあります。また鼻炎や蓄膿症の疾患があり口で呼吸をしているお子さまも、この傾向にあります。
31歳 女性
前歯が出ていることと、前歯のでこぼことを気にされて来院されました。


笑った時に前歯が出て見え、とくに左前歯が前に出ているのを
気にされていました。



上の前歯が前方へ突出していることと、前歯にでこぼこが認められます。
上は前歯を後方へ引っ込めるために第一小臼歯という歯を抜歯しています。
☞矯正治療の抜歯について-② 前歯の前後的な傾きとの関わり



上の前歯のでこぼこは改善し、前方への突出(出っ歯)も改善してきています。
<治療前> <治療終了後>


左:初診時、前歯が出ています。 右:前歯の突出が改善しています。
裏側の装置でも口を開くと装置がついているのがわかりませんか?
とよく聞かれます。


左は口を閉じた状態、右は少し開いた状態です。
裏側の装置のため見た目に装置がついているのはまったく分かりません。
反対咬合 (はんたいこうごう)
・歯を噛み合わせたとき、下の歯が上の歯より前に出ている
・あごが前に突き出ている
・上あごに比べ、下あごが発達している(もしくはその逆で上あごの成長が弱い)
・物を食べたとき、うまく噛みくだくことができない
・会話中、言葉が聞き取りにくいと言われることがある
このように下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせを「反対咬合(はんたいこうごう)」といいます。一般的に「受け口」とも言われています。原因には遺伝的な要素と後天的なものとがあり、上唇を噛む、舌を突き出す、低位舌といった生活習慣やクセとの影響が指摘されています。
受け口の方は食べ物がよく噛めず、聞き取りにくい話し方になります。またあごが前に突き出ているため顔がしゃくれた感じになり、引っ込み思案になるかたも少なくありません。原因が遺伝的なものか後天的なものかによって治療法は異なってきます。
・写真①のように上下の前歯がぶつかり合っている咬み合わせを切端咬合(せったんこうごう)と言います。
・この咬み合わせより下の前歯が前に傾いたり、下あごの前方への成長が大きくなると受け口(反対咬合:はんたいこうごう 写真②)になります。
受け口の程度は小さく、上下の真ん中のズレはあるものの顔の歪みの程度も少ない状態です。このような場合は歯を抜かずに矯正して改善できる確率が高くなります。
写真①:
前歯が切端咬合、下の前歯の真ん中が左にズレていますが治療後は改善されています。

写真②:
右の前歯から奥にかけて反対咬合、下の前歯の真ん中が右にズレていますが、治療後は改善しています。

☞受け口の矯正治療 (歯を抜かないで治療)
27歳 女性
受け口の治療を希望され来院。
術前の横顔は受け口、正面では下あごが左に曲がっています。
口の中の写真も、下あごが前に出た状態で、下あごの真ん中が左にずれた状態です。
患者さんはとにかく早くに受け口を治したいとのことで先に手術を行う方法を希望されていました。
矯正治療のための精密検査を行い、また口腔外科の先生とのディスカッションの末、
先に手術を行い術後に矯正治療で咬み合わせを改善することが可能と判断しました。

右の写真は術後1か月半の状態です。
受け口および下あごの左へのズレも改善されています。
術後矯正治療の開始後3か月目の写真ではさらに上下の歯の真ん中が改善されています。

今回、手術を先行した治療方法をご紹介しましたが、咬み合わせの状態や
歯のでこぼこ具合によっては、先に術前矯正を行い治療を進めた方が良い場合もあります。
矯正治療のための精密検査を行い、どのような方法が良いかを検討することが重要です。
お悩みの方は一度検査を行うことをお勧め致します。

術後のスマイル!!
装置は歯の色に近いジルコニアブラケットで矯正治療を開始
☞顔の歪みと受け口をともなった矯正治療 (外科矯正治療)
幼児期の受け口の早期矯正治療
MUH shield(ムーシールド)


☞受け口の矯正治療 (3~6歳くらいの子供の場合)
子供の前歯数本の反対咬合治療
写真はリンガルアーチと呼ばれる装置で
反対になってしまった前歯を改善したところです。
(写真上:治療前、 写真下:治療後)

☞子供の矯正 前歯の矯正治療
正中離開 (せいちゅうりかい)
・歯と歯の間があいている
・サ行などが発音しにくい
この症状は「正中離開(せいちゅうりかい)」といい、すきっ歯ともいいます。歯と歯の間に隙間ができている状態です。原因はあごと歯の大きさが合っていない場合や、必要な歯が生えてこないなどがあります。歯と歯の間に隙間が出来るため、言葉が漏れて発音しにくく、見た目も気になります。軽度の場合はラミネートベニアで隙間を埋めますが、重度になると矯正治療や他の歯科治療との組み合わせで改善できます。
35歳 女性
前歯の隙間を気にされて来院されました。


治療前 治療後
☞上のみ前歯の部分矯正 前歯の隙間と歯並びが気になっていました
60代女性
前歯の隙間が気になるとのことで来院されました。
目立たない装置を希望され、裏側からの装置を選択され前歯の部分矯正治療を開始しました。
治療は5か月で終了。
装置を外した後は後戻りを防ぐための保定を裏側からワイヤーを貼りつけるタイプで行いました。

☞前歯の矯正治療 大人の部分矯正
上下顎前突 (じょうげがくぜんとつ)
・横を向くと、口元が飛び出して見える
・口を閉じても半開きの状態になってしまう
・上下の歯あるいは骨が前方に突き出ている
このような症状を「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」といいます。上下の前歯あるいは骨が前に飛び出している状態で、口全体が前に突き出しているように見えます。普段から口が開いてしまうといった特徴があります。歯並びはキレイに整っていても口が閉じにくいといった症状があれば、上下顎前突症の可能性があります。
NKさん 23歳女性
上下前歯のでこぼこと
口元が出た感じを気にして来院された患者さんです。
治療前(左写真) 治療後(右写真)


上下とも前歯が前方に出ている程度が著く、
でこぼこを改善しながら口元の出た感じを解消するためにも
上下とも小臼歯という歯を抜歯して治療しました。
この方の場合は、歯を抜かないで治療すると
でこぼこが改善するに従って前歯はさらに前方へ出てしまい、
さらに口元は突出してしまいます。
治療後は前歯の突出感もでこぼこも改善し、
口元の突出感も改善しています。
☞ 矯正治療の抜歯について-③ 抜歯した場合としない場合について
開咬 (かいこう)
・口を閉じたとき、上下の歯が噛み合わず隙間ができてしまう
・舌を前方に突き出す癖がある
・サ行・ラ行が発音しづらい
このような症状を「開咬(かいこう)/オープンバイト」といい、前歯が噛み合っていない状態です。口を閉じても前歯に隙間が開いたままだったり、サ行・ラ行をうまく発音できなかったり、食べ物をよく噛めないといった症状が伴います。原因には遺伝的なものと指しゃぶりや舌を唇から突き出す、舌の位置が悪い、鼻がつまりやすく口呼吸をするといった子どもの頃からのクセが原因の場合もあります。
上下の前歯を閉じたとき隙間ができるため、食べ物を前歯で噛み切るのが難しく、横の歯で噛むようになります。奥歯でしか噛み合っていない場合は噛む力を奥歯で負担してしまうためまた発音しづらく、言葉が不明瞭で聞き取りにくくなることもあります。反対咬合と同様に遺伝的要因で症状が強い場合は外科的な矯正治療が必要になることがあります。
K.Hさんの場合

☞前歯で物が噛み切れない・・・開咬(かいこう)の矯正治療①
Y.Kさんの場合

O.Mさんの場合(外科矯正を併用)

☞前歯の矯正治療 前歯で噛めない・・・
過蓋咬合(かがいこうごう)
・歯を閉じたとき前歯が深く咬み合っている
・上の歯で下の歯が隠れてしまう
このような症状は「過蓋咬合(かがいこうごう)/ディープバイト」で、上の歯の噛み合わせが深くなった状態をいいます。原因には早い時期に乳歯を失くした、虫歯で奥歯を失ったままにしている、あるいは顔の骨格の不調和などが考えられます。
上あごの歯ぐきが笑ったときに見えたり、上あごの内側の歯肉を下の前歯で傷つけて炎症を起こしたりすることがあります。前歯が深く噛み合っているために下あごの動きが自由にならずに顎関節症を引き起こしたりします。
また下の前歯が上の前歯に強くあたり前歯が悪くなってしまったり、治してもまた治した歯が壊れてしまったりしてしまいます。これは根本的に原因である噛み合わせが解決されていないからです。歯科治療をしてもまた悪くなりやすいのが過蓋咬合です。歯科治療ではまず奥歯の噛み合わせの高さの改善、過蓋咬合の改善が歯の健康を保つために大切です。
19歳 女性
前歯の咬み合わせを気にして来院されました。
治療前 治療後






咬み合わせが深く、上下あごのズレが大きいですが歯を抜かずに治療しました。
11歳 女児
前歯の咬み合わせが深い"過蓋咬合"と前歯の前突を気にされて来院されました。

歯並びの幅と咬み合せの高さを改善することで、咬み合せの前後的な位置関係が
改善しています。でこぼこの歯並びを改善することももちろん大切ですが、子供の
矯正治療ではまず土台となる咬み合せを改善していくことも重要です。


歯並びの幅を拡げ、同時に咬み合せの高さを改善するための装置
<拡大床+咬合挙上板>

口元の雰囲気が装置の使用前後で改善しています。
歯並びの改善も大切ですが、子供の矯正治療ではこのように
・あごの前後的な位置関係の改善や
・歯並びの幅の改善、
・咬み合せの高さの改善がとても重要です。
将来きれいな歯並びを手に入れるためにも上下の咬み合わせの治療が大切です。
子供の矯正治療は体の成長・あごの成長を十分に考慮した治療で、
大人のきれいな歯並びになるための準備的な治療になります。
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